湯シャンの効果 おすすめのシャンプーは無添加です。
お疲れ様です、へあ・まーとです。
シャンプー屋としては、微妙な感じなのですが「湯シャン」が密かな
ブームになっているそうです。
「湯シャンとは・・・?シャンプーを使用せず、お湯のみで髪を洗うこと。」
で芸能人の「福山雅治」さんや「タモリ」さんがTVやラジオで自身が
湯シャン派であるこを公言したもあり、湯シャン人口が増加しているみ
たいです。
ネット上で湯シャンの効果を検索してみると
「髪に艶がでた」
「臭いが改善された」
「抜け毛が減った」
等々、なかなかの高評価ですし、海外では「ノープー(No Poo)」といって、
シャンプー剤を使わない生活を推奨する人達も多いそうです。
それならば人類がみんなシャンプーを辞めて湯シャンにすればいいの
では?と思われるでしょうが、この答は「Yes!」でもあり「No!」でも
あると言わざるおえません。
湯シャン派の方たちの意見を聞いてみると
・昔の人はシャンプーをしなくても髪が元気できれい。
・動物でシャンプーをするのは人類だけ。
・シャンプーなどしない発展途上国の人達ほど髪が元気。
確かにその通りだと思います。江戸時代は髪を「米ぬかやふのり」
または水(お湯)で洗髪するのも1ヵ月に1度程度、あとは髪を櫛で
とかすだけで、自然動物はシャンプーどころかお風呂にも入りませ
んし(猿以外)発展途上国の方たちはその日の食べ物もままなら
ない状態ですのでお風呂とは無縁の生活をしています。
それでも髪は元気できれいです。
「やはりシャンプーは辞めて今日から湯シャンにするべきだ!!」
と早とちりをしてはいけません。ここで大事になってくるのが
「食べ物」です。まず昔の人達は皮脂の材料である、動物性タンパ
クをほとんど摂取しない食生活を行ってきました。
もちろん加工食品やお菓子、ジュースなどもありません。
江戸時代後期の一般家庭の食事は、ご飯に味噌汁、漬物、煮干しを
1匹~数匹程度で、味噌汁の具も芋や野菜の茎が少々、味も薄かっ
たそうですので、皮脂の分泌も現代人に比べると非常に少なかった
はずです。もちろん汗も臭くなかったと思います。
発展途上国の方の食事も江戸時代とは言わないまでも、似たような
ものではないでしょうか。
ちなみに動物性タンパク質ばかり食べる肉食動物も、草食動物の内
臓を生で食べることで必要な栄養分をとることができ、ある程度消化
された植物が残っている消化器官を食べることでバランスよく栄養
を摂取することができます。
何が言いたいのかというと、昔と今では食べる物が全く変わってしま
ったというこです。シャンプーの役割は頭皮の皮脂汚れを落とすこと
にありますが、江戸時代の方達は、皮脂の材料となる脂質をほとん
ど食べない食生活を過ごしていたので、皮脂の分泌が少なくシャン
プーの必要性がなかったと考えられます。
それに比べ現代人の食生活は、魚より肉食、ファーストフード、
コンビニ食、加工食品、インスタント食品、お菓子、ジュースと脂質が
多い物を食べるようになりました。
その結果、頭皮から排出される皮脂量が格段に増えましたので、
適度に皮脂を除去しないと、頭皮トラブルの原因になる可能性が
高いのです。
シャンプーなしの湯シャンの効果はあると思います。しかしそれは
食生活を改善したうえで行わないと逆効果になりかねません。
これは私の推測ですが、福山雅治さんやタモリさんはあの体系から
見ても食事にはかなり気を使っていると思われます。
もちろんハリウッド女優も一緒です。
あと湯シャンを実践している方も1年を通して全くシャンプーをしない
というのではなく、1か月に1~4回はシャンプーを取り入れている
方が多いのも事実です。
やはり完璧に脱シャンプーというのは現代生活においては厳しい
のかもしれません。だからこそ良質なシャンプーが求められるの
ではないでしょうか。
最後はやっぱりシャンプーは必要で絞めてみました(笑)
無添加シャンプー専門店へあ・まーと、今日はひな祭りですので
我が家の女性人にお祝いします。